Tekla Structures クラッシュ ダンプ ファイルの取得方法

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Tekla Structuresがクラッシュした場合、クラッシュの正確な理由について十分な情報がない場合や、Tekla Structuresのローカルサポートチームがクラッシュを再現できない場合があります。 このとき、クラッシュダンプと呼ばれるファイルを求められる場合があります。 開発者はこのクラッシュダンプファイルを元に、クラッシュの原因や解決方法を検討することができます。

前提条件:この手順を行うにはコンピューターの管理者権限が必要になります。

Tekla Structures クラッシュ ダンプ ファイルを取得する手順を以下に示します:

1. システムドライブ(C:\ドライブ)に十分な空き領域があることを確認してください。 通常、Tekla Structuresクラッシュダンプファイルのサイズは、数ギガバイト(GB)以上になる場合があります。
2. 添付の.zipファイルをダウンロードします。
3. 適当なフォルダーに解凍します(たとえば、デスクトップ)。 すると、Enable_TS_dump_(full_dump).reg および Disable_TS_dump.reg という2つの.regファイルが展開されます。
 

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4. Enable_TS_dump_(full_dump).reg をダブルクリックして、Windowsレジストリに追加します。 これにより、Tekla Structuresがクラッシュすると、Windowsはクラッシュダンプファイルを生成します。
5. Tekla Structuresを起動します。
6. Tekla Structuresをクラッシュさせます。
7. Tekla Structuresウィンドウが画面から完全に消えるまでしばらく待ちます。 注)ほとんどの場合、Tekla Structuresはクラッシュ直後に自動的に再起動しようとするため、新しいTekla Structuresダイアログが表示されるまで待てばOKです。
8. Windowsエクスプローラーで %LOCALAPPDATA%\CrashDumps フォルダーを開きます。 ”%LOCALAPPDATA%\CrashDumps” をクリップボードにコピーし、Windowsエクスプローラーのアドレスバーに貼り付けて、キーボードのEnterキーを押すことで目的のフォルダーが開きます。
 
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9. 開いた クラッシュダンプ フォルダーで該当するクラッシュダンプファイルを特定します。 それは、最新の変更日を含む TeklaStructures*.dmp ファイルです。
10. そのクラッシュダンプ ファイルを圧縮します。 例えば。 Windows(ダンプファイルを右クリックして 送る > 圧縮(zip形式)フォルダー を選択または7-Zipなどのアーカイバーなども使用できます。圧縮するとファイルサイズは1/10程度になります。
11. 圧縮されたクラッシュダンプ ファイル を問題の説明とともにTekla Structuresサポートに送付して頂くようお願いします。
12. Disable_TS_dump.regをダブルクリックして、Windowsレジストリの変更を行います。これにより、この手順のステップ4で適用された変更が削除され、以後ダンプファイルを作成しなくなります。 さらに、すべてのTeklaStructures*.dmpファイルをクラッシュダンプフォルダーから削除することでドライブ領域を節約できます。

See also

Tekla Structures ハング ダンプ ファイルの取得方法
 
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