丸鋼管でソリッドエラーが出ます
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Environment
Japan
Q:
丸鋼管材で構成される構造物をモデリングしていると、ソリッドエラーが発生することがあります。
ソリッドエラーの起きる原因と、起きた際の対策方法を教えてください。
A:
丸パイプをコンポーネント(ラウンドチューブなど)で接合した際、取り合い部でソリッドエラーが発生することがあり、その要因のひとつとして、"頂点の重なり"(*1)があげられます。
部材間の頂点に重なりがある状態のままで部材カットやフィッティングを行うと、ソリッドエラーとなることがあります。
ここではエラーを回避する手順をいくつかご紹介します。
- 部材の配置時に、プロパティ上の[回転]に角度を指定し、頂点の重なりを回避しておく。
- カットオブジェクトのプロパティ上で[回転]を調整することで、頂点の重なりを回避する。
- 環境変数を変更することでパイプの頂点数を調節し、頂点の重なりを回避します。
ファイルメニューより[設定]>[詳細設定]を選択します。
一覧(詳細設定ダイアログ左側)から[ソリッド設定]を選択します。
下記の環境変数の値を調整します。
一覧(詳細設定ダイアログ左側)から[ソリッド設定]を選択します。
下記の環境変数の値を調整します。
XS_CHORD_TOLERANCE_SMALL_TUBE_SIZE_LIMIT
XS_CHORD_TOLERANCE_FOR_TUBE_SEGMENTS
XS_CHORD_TOLERANCE_FOR_SMALL_TUBE_SEGMENTS
XS_CHORD_TOLERANCE_FOR_TUBE_SEGMENTS
XS_CHORD_TOLERANCE_FOR_SMALL_TUBE_SEGMENTS