並んだ部材をまたいでボルト接合する方法(オートボルト)
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Environment
Japan
Q:
梁フランジのスプライスジョイントのように、分割スプライスやフィラープレートなどの部材がボルト列の片側だけに配置されている場合、それぞれの部材に対して、個別にボルト列を配置するのは大変です。
何かよい方法はありませんか。
A:
ボルトコマンドでは、実行時に選択した全ての部材が、ボルトの接合対象になります。
ボルト列のうちの一部のボルトだけに接合される部材は扱えませんでした。
[オートボルト]を使うと、1つのボルト列の中に、並列に配置されている部材があっても、一括でボルト接合することができます。
実行手順
1. オートボルトの検索
[オートボルト]は、サイドパネルの[アプリケーションとコンポーネント]カタログで、”オートボルト”を検索すると表示されます。
2. プロパティの設定
[オートボルト]をダブルクリックしてプロパティを開き、ボルトのサイズやボルト間隔を設定し、[適用]ボタンを押し、設定を有効にします。
3. 接合部材の選択
メイン部材と副部材(残りの全ての部材)を、1つずつマウスで選択します。
選択が完了したら、マウスのホイールボタンを押します。
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4. 配置位置を指示
ボルト列の開始位置の1点目と、配置方向の2点目を指示します。
Image
コンポーネントオブジェクトの選択を有効にしてボルトを選択すると、接合先が異なるボルト毎に、個別のボルトグループとして配置されていることがわかります。
[オートボルト]のプロパティからは、1つのボルトグループとして編集が行なえます。
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参考