オーガナイザーに関するTips
Not version-specific
Tekla Structures
Environment
Japan
モデル上に存在する部材や製品、ボルト等のオブジェクトの属性情報の確認、修正に活用することが出来る機能”オーガナイザー”に関するTipsをご紹介いたします。
1.オブジェクトブラウザー ビューの保持
オブジェクトブラウザーには、モデル上で選択した部材・製品等に関する情報がリアルタイムで表示されます。一度選択して情報を表示した状態を保持する場合には、[ビューを保持]
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アイコンを選択して保持された状態でモデルビュー上のオブジェクトを選択すると、そのオブジェクトの情報がオブジェクトブラウザーに追加されていきます。
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2.起動時のエラー
オーガナイザーの起動時にエラーメッセージが表示され、オーガナイザーが正しく起動しないというような問題が発生した際、Tekla Structuresが起動していない状態で、モデルフォルダ下のProjectOrganizerフォルダ内に作成されている、拡張子がdb及びbakファイルを削除することで、エラーが解消される場合があります。
これらのファイルを削除するとオーガナイザーの情報は初期状態に戻ります。追加したカテゴリーやサブカテゴリー等はなくなってしまいますので、ご注意ください。
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3.オーガナイザーの同期
オーガナイザーを起動すると、オーガナイザーとモデルとの同期を行うかどうかのメッセージが表示されますが、起動時に常に同期を行うように設定を行うことが出来ます。
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オーガナイザーのダイアログ右上にある[設定]
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モデルとの同期を行わないと、オーガナイザーで最新の情報を取り扱うことが出来ません。起動時もですが、オーガナイザーを起動した状態でモデリングやナンバリング等、モデルに対して変更を行った場合にも、必ず[同期]
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4.カテゴリー 複数のカテゴリーを選択した際の動作
カテゴリーを選択すると、オブジェクトブラウザーでそのカテゴリーに含まれているオブジェクトの情報が表示されますが、複数のカテゴリーを選択した際に、オブジェクトブラウザーでどのように表示するか、の設定を行うことが出来ます。オーガナイザーのダイアログで
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自動 :カテゴリーの交点と同じ動作となります。
別のカテゴリー :選択されているカテゴリーを別のグループとして表示させます。
カテゴリーの統合 :選択されているカテゴリーに含まれるオブジェクトを全て一つのグループで表示させます。
カテゴリーの交点 :選択されているカテゴリーに含まれる、共通するオブジェクトのみ表示させます。
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