2018 SP1: 新機能と改良点

修正リスト

不具合番号 開発分野 説明
TSAC-1000 Concrete components 開口部作成(32)で、中心押さえで開口位置を指定することができるようになりました。
TSAC-1261 Concrete components

溶接金網で、鉄筋は, 床・壁のコンクリート材に開口がある場合、その周りの鉄筋が抜ける場合がありましたが、この問題は修正されました。

TSAC-1278 Concrete components 鉄筋端部アンカー鉄筋カプラーコンポーネントは カーブ(多数の折れ面で近似)した鉄筋セットに対して機能するように改善されました。
TSAC-1390 Concrete components 溶接金網で、第一鉄筋が全体座標系でX軸方向にセットされているときでも正しく動作するよう修正されました。
TSAC-1421 Concrete components サンドイッチパネルウインドウ のプロパティファイルに問題があり、コンポーネントは巨大なカットを作成しコンピューター負荷が増大しTekla Structuresの反応が著しく低下するという問題を起こしていました。この問題は修正されました。
TSAC-1458 Concrete components

鉄筋カプラー鉄筋端部アンカー コンポーネントでは、カプラー/端部アンカーのフェーズはそれが接続している第一鉄筋と同じフェーズに自動的にセットされます。

もしカプラー/端部アンカーのフェーズを手動で変更した場合、コンポーネントの更新の際、再度鉄筋と同じフェーズで上書きされます。

TSAC-1473 Concrete components

コンクリート柱-梁 (110): 子部材が HII プロファイルの場合でもアンカーロッドの周囲のカットが正しく作成されるよう修正されました。

TSAC-1474 Concrete components

溶接金網で、ディテール タブの カットでの鉄筋の動作 で、選択フィルターを使用してカットを無視という選択枝 が追加されました。

TSAC-1479 Concrete components 溶接金網で、第一鉄筋に端部フックを指定することは第二鉄筋のかぶり厚に影響を与えなくなりました。
TSAC-1512 Concrete components RC階段(95)で、バー J タブで定義した鉄筋は段数が4段の階段の場合でも正しく動作するよう修正されました。
TSAC-1530 Concrete components

壁レイアウト で、レイアウトがシームで分割されている場合、全レイヤーに対して作成されない開口は考慮されなくなりました。

TSAC-1611 Concrete components 床レイアウト で、破断線で分割した場合、最後の1つが正しく分割されない問題が修正されました。
TSAC-1639 Concrete components

コンクリート柱-梁 (111)で同じ高さにもう一つコンポーネントが存在していても、コンソールは正しく作成されるよう修正されました。

TSAC-1678 Concrete components

コンクリート柱-梁 (110)で子部材がHIIプロファイルのときでもチューブ下端材は正しく作成されるよう修正されました。

TSAC-1695 Concrete components

Detailing managerストリップフーチング鉄筋 (75)が正しく扱えるようになりました。

TSAC-662 Concrete components

ディテールマネージャーで扱えるルールタブの数が25に増加されました。

TSAC-689 Concrete components

溶接金網(領域別) で、上方向の変更による不正確な鉄筋のナンバリングに関して修正されました。

TSAC-690 Concrete components 溶接金網(領域別)で、上方向設定を変更すると鉄筋の長さが不正になる問題がありましたが修正されました。
TSAC-731 Concrete components 中空吊りループでは以下の改善が行われました:
  • 直接変更機能を使って個々の吊り材をX方向、Y方向に移動させることができます。また、直接変更ツールバーから吊り材タイプを変更することができるようになりました。
  • 基本設定タブで、チャンネル番号を全チャンネルに対してかセカンドチャンネルに対して定義できるようになりました。
  • また、コンフィギュレーションファイルで以下のオプション設定が可能になりました: MainPartProfile, ChannelOptions, RecessName: cutpartname, and GroutingProfile.
TSAC-773 Concrete components

ディテールマネージャーは、ルールタブに関して以下の改善点があります。
ルールタブをダブルクリックすると:

 

  • ルールタブの名前を変更できます。以前はタブを右クリックしていました。
  • タブ内の情報をクリアできます。
  • 選択タブ以外のタブを閉じることができます。
  • 全タブを閉じることで新しい空のタブが与えられます。

 

TSAC-817 Concrete components

溶接金網でコンクリート形状がカットなどがあり複雑な場合でも正しくできるよう修正されました。

TSAC-856 Concrete components

ディテールマネージャーパッドフーチング鉄筋 (77) を配置物として扱えるようになりました。

TSAC-913 Concrete components 鉄筋カプラーと鉄筋端部アンカー コンポーネントにはコンポーネントで作成される部材と製品に対してIFC エンティティIfcMechanicalFastener 属性が追加されました。
TSAC-950 Concrete components

丸柱の鉄筋 (82)で、主筋はすべて正しい間隔で配置されるよう修正されました。

TSAC-1304 Steel components ボルト-モーメントコネクション (134)で、接続先がメイン部材ウエブの場合に、スチフナとメイン部材ウエブの間の隙間が正しくなるよう修正されました。
TSAC-1439 Steel components

チューブガセット (20)で、ガセットとブレースで別々にボルト構成を指定できるように改善されました。

TSAC-1482 Steel components

ガセットラップ付き (58)で、柱や梁へボルト取りされるガセットのエンドプレート部材が消えることがありましたが、この問題は修正されました。

TSAC-1531 Steel components

シアープレートシンプル (35):ウエブのスカラップで円弧カットが追加されました。

TSAC-1560 Steel components

支柱 (S76)で部材の頭マークが長いときコンポーネントが中断する問題が修正されました。

TSAC-244 Steel components

ボルトモーメントコネクション (134)で、子部材が角度をもつとき、正しく親部材に平行にフランジをカットすることができるよう修正されました。

TSAC-301 Steel components スチフナーフィンプレート (17)で、フィラープレートの幅と高さを定義できるようになりました。また、フィラープレートの子部材始端からの距離と中心線からのオフセットも指定できるようになりました。
さらに、コンポーネントは斜め配置の子部材およびUプロファイルの子部材に対して機能するよう改善されました。
TSAC-877 Steel components US ベアリングプレート (1044)プレート タブで勾配梁に対して支持プレートが水平になる設定が追加されました。
TSAC-919 Steel components 階段 (S71), 階段木製板 (S72), 折れ梁ステップ (S73), 階段Z板 (S74)で、左右のささら桁に異なるプロファイルを適用できるようになりました。
TTSD-11585 Organizer

オーガナイザー はエクセルのページに対してヘッダーとフッターを出力しないように改善されました。

TTSD-13629 Organizer 以前はオーガナイザーが開いた状態で、Tekla Structuresを閉じる際、Tekla Structures はエラーメッセージを表示していましたが、この問題は修正されました。
TSAC-1592 Import, export, interoperability

エクスポート エリプラン (68): エクスポートログにマッピングされなかった部材の情報が含まれるようになりました。

TSAC-809, TSAC-805, TSAC-807, TSAC-811, TSAC-1441 Import, export, interoperability BVBS エクスポートでは以下の改善が行われました:
  • パラメータ タブ:

    • 新しいオプション 選択した鉄筋のみ もまた、図面に対して機能するものです。

    • 図面名のソース 設定には新しく2つの選択枝が追加されました: 鉄筋 UDAテンプレート. これらの2つのオプションは、特に現場打ちコンクリート部材を扱うときに有効な図面マークを制御するためのものです。

    • 2つの新しい設定 配置ソースユーザー定義の鉄筋配置 が鉄筋配置に追加されました。 配置ソース設定の選択枝は鉄筋配置, 鉄筋 UDA そして 固定テキストの3つです。 同じ配置ナンバーだがUDA 配置 ナンバーが異なる場合アイテムは異なる行に出力されます。

    • 図面データの図面名のソースと鉄筋位置の位置ソースの鉄筋UDA値は同じように機能するよう修正されました。もし、UDAが値を持たない場合はログにレポートされます。

  • UDAs タブ:

    • これは新しいタブで鉄筋UDAに出力するためにUDAフィールドの扱いを定義するためのタブです。リリースコード、リリースステータス、リリース日、リリース者にUDA情報をタグ付けすることができるようになりました。 新しい設定 既存UDAsのチェックを使うことでUDAsが既存しない場合にどうするかを指定できるようになりました。 オプションは なにもしない, エクスポートしない, ログにレポート, ログにレポートし上書き, 上書きのみ.

TTSD-11756 Import, export, interoperability

DWGエクスポートで、プロジェクトの基準点を指示した場合、基準点の角度にしたがって回転されていなかった問題が修正されました。

TTSD-12121 Import, export, interoperability IFC plug-in のバージョンが 5.23 になりました。
TTSD-12595 Import, export, interoperability

DWGエクスポートで、XS_DISABLE_DRAWING_PLOT_DATE が FALSEにセットされているとき、正しくプロット日付がDWGに出力されるよう修正されました。

TTSD-12979 Import, export, interoperability

IFCエクスポートで折れ梁の回転は正しく出力されるよう修正されました。

TTSD-13295 Import, export, interoperability 曲げ梁材に対するIFC オブジェクト変換は改善されました。
TTSD-13669 Import, export, interoperability

複数の図面ビューを他の図面からコピーしたとき、ビューの関係性が壊れることがありました。この結果図面エクスポートが正しく機能しない場合がありましたが、この問題は修正されました。

TTSD-14307 Import, export, interoperability SketchUp plug-in のバージョンが 1.57 になりました。
TTSD-14438 Import, export, interoperability

図面:基準点を使ってDWG エクスポートを行うとき、IFCの基準点エクスポートロジックに従います。

TTSD-14651 Import, export, interoperability 再びTrimble Connector にログインすることができるようになりました。
TTSD-15106 Import, export, interoperability

DWG エクスポートでTekla Structuresのオブジェクトとレイヤーに依存する線種タイプを指定した場合、実線は明示的に実践として出力されるよう改善されました。以前はBylayerとして出力されていました。

TTSD-6272 Import, export, interoperability 鉄筋カプラーは IfcMechanicalFastenerとしてIFCにエクスポート可能になりました。
TTSD-9876 Import, export, interoperability

Tekla Structural Designer から Tekla Structures にモデルをインポートした場合、スラブが間違った場所にインポートされるケースがありましたが、この問題は修正されました。

TTSD-14906 Templates and reports テンプレート・エディターはバージョン 3.6.0.17327にアップグレードされました。
TTSD-6916 Templates and reports ユーザー定義情報(UDA)が選択枝タイプの場合で、実際の値が空の場合、レポート出力でデフォルトの選択枝が出力されるよう改善されました。
TSAC-1194 Drawings

鉄筋グループマーク: マーク1マーク2 が文字を持たないとき、新しい マーク 3 タブ上の 拡張線の長さ 設定が有効になります。

TSAC-1246 Drawings

鉄筋グループのマーキングで、Mark 3 タブのテンプレート属性が正しく機能するよう修正されました。

TSAC-1409 Drawings

図面の寸法プロパティ ダイアログボックスで、寸法値に対して頭マーク 接尾辞 としてテキストを指定できるようになりました。

TSAC-1575 Drawings 鉄筋の解説図とマーキングで、新しいオプション鉄筋位置が追加されました。このオプションではマークとフックを表現します。
Image
Marks and hooks only.png

TTSD-10412 Drawings

詳細設定 XS_DRAWING_PLOT_FILE_NAME_MXS_DRAWING_PLOT_FILE_NAME_W  はTUAの説明のとおりに正しく機能するようになりました。

TTSD-11121 Drawings

以前は、円弧断面図は螺旋梁に対して正しく機能しませんでしたが、この問題は修正されました。

TTSD-11243 Drawings

製品図に手動で含められた単品図で、図面更新の際寸法線が落ちるという問題がありましたが、この問題は修正されました。

TTSD-11419 Drawings

新しい図面の印刷ダイアログボックスから印刷を行う際、ハッチングとシンボルの線種が正しくありませんでした。この問題は修正されました。

TTSD-11513 Drawings

図面の更新のさい鉄筋の解説図が消えることがありましたが、この問題は修正されました。

TTSD-11568 Drawings

ドラフターライセンスで図面編集を行うさい、ポリゴンコマンドで頂点を指示する途中で、指示点をキャンセルするために、バックスペースキーを押す操作が正しく機能するよう修正されました。

TTSD-11601, TTSD-14938 Drawings

寸法プロパティ ダイアログで 表示設定 タブの 背景マスク適用 をクリックしたとき正しく機能するよう修正されました。 .

TTSD-11696 Drawings 図面編集で図面オブジェクトをコピー したとき、カーソルの軌跡が残ることがありましたが、この問題は修正されました。
TTSD-11820 Drawings 図面上でビューをドラッグして移動させるとき、ビューの動きがジャンプするように動くことがありました。この問題は修正されました。
TTSD-11881 Drawings

図面でテキストファイルをインサートしたあと、大きさを変更することができませんでしたが、この問題は修正されました。

TTSD-12551 Drawings

図面テーブルレイアウトを空にしても、以前設定されていたテーブルが表示されてしまうという問題がありましたが、この問題は修正されました。

TTSD-12717, 124327 Drawings

図面編集で円弧の中点をマウスでドラッグして円弧のサイズを変更するとき、円弧の始点と終点は元の位置を保持するよう修正されました。

TTSD-12761 Drawings

図面が開かれているときに、モデルビューで右クリックから一般図を作成を実行するとTekla Structures が中断するか空の図面を作成してしまうという問題がありました。この問題について、図面を開いている間は右クリックメニューの一般図の作成コマンドは非表示になり実行できないよう制限されました。

TTSD-12849, TTSD-12089 Drawings 鉄筋セットによって作られた曲がった鉄筋の解説図が、実際の鉄筋の形状に合ったものに修正されました。
TTSD-12888 Drawings

図面編集で、いくつかのプロパティダイアログで下方にあるオン/オフスイッチが正しく機能しないという問題がありましたが、この問題は修正されました。

TTSD-13002 Drawings

DWGを含む図面が印刷されたとき、そのDWGの線幅は色の線幅定義に従っていませんでしたが、この問題は修正されました。

TTSD-13153 Drawings

ポリゴンやポリラインを作成するとき、指示点をキャンセルするためにバックスペースキーを使った場合、アプリケーションエラーを起こすことがありましたが、この問題は修正されました。

TTSD-13160 Drawings

鉄筋寸法マークが消えることがありましたが、修正されました。

TTSD-13304 Drawings

図面リストの検索リストは以前と同じようにストアされます。

TTSD-13347 Drawings

図面の保護設定で部材のエリアに間違いがありましたが修正されました。

TTSD-13565 Drawings 他の図面からビューのリンクを実行したあと、そのビューを別図面に移動コマンドを使って第三の図面に移動させるとIDコンフリクトが発生し無限ループに陥ることがありました。この問題は修正されました。
TTSD-13568 Drawings 図面編集時のキーボードショートカット F4 - F7 が無効になっていましたが修正されました。
TTSD-13658 Drawings マークの整列はよりビュー中心に近い位置に整列するよう改善されました。
TTSD-13676 Drawings 図面で部材に沿ったマーク位置を指定した場合、ごくまれにTekla Structuresが中断することがありましたが、この問題は修正されました。
TTSD-14042 Drawings

以前、図面編集でマークを結合したあとで図面設定を変更すると結合状態が乱れるという問題がありましたが、この問題は修正されました。

TTSD-14097 Drawings 図面オブジェクトの配置調整 コマンドを寸法・寸法セットに対して実行すると 位置設定は自動的に移動に変更され、配置調整が行われるよう改善されました。
TTSD-14106 Drawings 図面でマーク引き出し線の先端のハンドルをドラッグすることができなくなっていましたが、この問題は修正されました。
TTSD-14193 Drawings

テンプレートを含む第一マークの保護領域は図面を開いたときに正しく機能するよう改善されました。

TTSD-14479 Drawings

図面で部材を非表示すると図面テンプレートのタイトルなども表示されなくなるという問題がありましたが、この問題は修正されました。

TTSD-14765 Drawings

図面: .rtf ファイルが表を含む場合、ビューにインサートしても表は表示されませんでしたが、表示されるよう改善されました。

TTSD-14828 Drawings

DWGエクスポートで、ペーパー空間で複数のカットを持つ部材が存在するビューが改善されました。

TTSD-14832 Drawings

DWGエクスポートで、詳細設定 XS_DRAWING_PLOT_FILE_NAME_A/C/G/M/W で定義されたプロットファイル名がテンプレート属性として使えるようになりました。

TTSD-14835 Drawings 図面の日時記録にサマータイムが考慮されていなかった問題が修正されました。
TTSD-14902 Drawings

モデルの現在の基準点が図面の _BASEPOINT テンプレートフィールド値に影響を及ぼしていましたが、これは修正され作業面が反映されるようになりました。

TTSD-14905 Drawings 図面ですべてのマークが選択された場合、もしくは選択されたオブジェクトの溶接記号が選択された場合、ステータスバーに表示されるオブジェクト数はそれぞれ更新されようになりました。
TTSD-14954 Drawings 図面編集で寸法線に対して図面オブジェクトの配置調整を実行した場合にTekla Structure が中断してしまうケースがありましたが、この問題は修正されました。
TTSD-14958 Drawings

図面:オブジェクトレベル設定のフィルターで各フィルター行のAND/ORスイッチの動作がTekla Structures 2017以前の状態に戻りました。異なるオブジェクトタイプのフィルター結果が異なっていたものが修正されました。

TTSD-15003 Drawings

一般図ビュー設定の属性の 位置: にプロジェクト基準点を適用して図面を作成しても、できた図面の位置にはこの指定が使われていませんでした。この問題は修正されました。

TTSD-15093 Drawings 図面ビュープロパティの溶接マークで隠れた部材の溶接設定をなし にすると、そのビューで溶接が正しく非表示になります。
TTSD-15120 Drawings 隠れた部材の溶接なしにセットされている場合でも溶接記号が表示されることがありましたが、この問題は修正されました。
TTSD-15266 Drawings

以前は、図面編集でポリゴンもしくはポリラインを作成中に画面を移動したとき、特別な点がそのポリラインやポリゴンに追加される場合がありましたが、この問題は修正されました。

TTSD-15665 Drawings

図面ビューは鉄筋径による曲げ範囲を正しく考慮した表示範囲になるよう改善されました。

TTSD-15787 Drawings

図面上の溶接記号はエクスポートまたは印刷されない場合がありました。この問題は修正されました。

TTSD-9729 Drawings

図面のテキストインポートで表を含む.rtfファイルがサポートされました。

TTSD-11276 Tekla Model Sharing モデル共有において、複数の異なる共有の構成メンバーである場合、共有サービスへのログインする際どの構成メンバーとしてログインしようとしているかが明示されるようになりました。
TTSD-12076 Tekla Model Sharing 共有モデルで変更された鉄筋セットのオブジェクトは正しく共有されるよう修正されました。以前は、ユーザー1が鉄筋セットの折り曲げ面を変更しアウトした後、ユーザー2が同じ鉄筋セットの別の折り曲げ面を変更してから、イン操作を行うとユーザー1の変更はユーザー2に反映されませんでした。この問題は修正されました。
TTSD-12417 Tekla Model Sharing

モデル共有で、マニュアル操作で作成された鉄筋セットを含む現場打ちコンクリートは正しく共有されるよう修正されました。

TTSD-13362 Tekla Model Sharing

モデル共有:鉄筋セットのナンバリングの干渉問題は修正されました。

TTSD-14321 Tekla Model Sharing

モデル共有において、イン読込みを行ってローカル側モデルに変更がない場合でも、ナンバリングが変更されるというケースがありましたが、この問題は修正されました。

TTSD-14610 Tekla Model Sharing

モデル共有で、入力パケットが多い場合、予期しないナンバリングのリセットが原因でナンバリングの重複の解決が正しく行われないケースがあります。
ログ出力 modelsharing.log が改善され、ナンバリング重複の修復の情報が含まれるようになりました。これを見ることでナンバリングでエラーとなっているオブジェクトのGUIDをチェックすることができます。

TSAC-1161 Reinforcement 鉄筋のための新しいテンプレート属性IS_CURVEDが追加されました。値が 1のときは、鉄筋がカーブしていることを意味します。そうでないとき値は 0になります。
TSAC-955 Reinforcement 鉄筋の形状管理で、if-then-else-endif を含む計算式においても各値は正しく計算され表示されるよう修正されました。
TSAC-956 Reinforcement 鉄筋の形状管理 で、形状定義の式の中でプロパティ値がセットされていない(値が空の)場合は数値として0が使われるよう変更されました。(以前は-2147483648が使われていました)

TTSD-12555 Reinforcement

テーパー鉄筋のグループにおいて、主となる鉄筋が除外されると、鉄筋長さなどのレポートが誤ってしまう問題が修正されました。

TTSD-12734 Reinforcement 鉄筋コンクリートのかぶり厚に関するテンプレート属性として以下が追加されました:
  • CONCRETE_COVER_ON_PLANE
  • CONCRETE_COVER_ON_PLANE_MIN
  • CONCRETE_COVER_ON_PLANE_MAX
  • CONCRETE_COVER_FROM_PLANE
  • CONCRETE_COVER_START
  • CONCRETE_COVER_END
  • LEG_LENGTH_START
  • LEG_LENGTH_END
TTSD-9229 Reinforcement

rebar_config.inpScheduleDimensionRoundingAccuracy がセットされたかどうかにかかわらず、HOOK_ENDHOOK_START は正しい値を返すよう修正されました。

TTSD-10677 Modeling 部材プロパティからプロファイルの選択 ダイアログボックスであるプロファイルを選択する場合、デフォルトで全プロファイルの表示 にチェックが入るようになりました。
TTSD-11469 Modeling

右クリックで選択オブジェクトのみ表示を選択するとき、同時にCtrlキーを押すと選択されていない部材を線表示にする処理が復活しました。また、右クリックで非表示コマンドでは選択されたオブジェクトは線として表示されます。

TTSD-11775 Modeling

以前 名前を付けて保存 を実行したとき、Tekla Structuresは"Model in memory is corrupted"というエラーメッセージを表示して、保存に失敗することがありました。この問題は修正されました。

TTSD-11858 Modeling 直接変更がアクティブの状態で数値位置入力 ダイアログボックスを使うことで 鉄筋セット内の鉄筋を個別に移動させることができるようになりました。
TTSD-12773 Modeling

ベントプレート:曲げ区間の板の形状タイプがテーパーでないときで曲げ板区間に直線区間がある場合、ベントプレートの親子部材の外形位置が変更されないという問題が修正されました。

TTSD-12813 Modeling マルチユーザーで保存に失敗したモデルを再度開こうとした場合、Tekla Structures はモデルを正常に閉じてマルチユーザーによるロックを開放できるようになりました。マルチユーザーで保存する際、圧縮処理を無効にするための
詳細設定, XS_MULTIUSER_SAVE_REOPEN_DISABLE_COMPACTIONuser.ini に追加されました。XS_MULTIUSER_SAVE_REOPEN_DISABLE_COMPACTIONTRUEにセットすることにより、"コマンドが完了できませんでした。Tekla Structuresを再起動し再度コマンドを実行してください。"、というエラーが発生しなくなりました。
TTSD-12821 Modeling

WELD_LOGICAL_WELD プロパティがレポート(溶接)で正しく機能するよう修正されました。

TTSD-12894 Modeling 図面リストは各マルチユーザーモデルが保存後は全ての図面は常に表示されるようになりました。以前は、すべて表示 ボタンを押す必要がありました。
TTSD-13499 Modeling Tekla Structures 2017i 以前で作られた.tscファイルを形状カタログにインポートするとき、以前は、形状情報である.tsc (= geometry xml + metadata)が .xml ファイルとして誤ってコピーされていました。今回より形状情報である.xml\ShapeGeometriesフォルダにある 圧縮した.tezファイルに変換しインポートするようになりました。
TTSD-14092 Modeling 折れ板の曲げ半径の矢印ハンドルは改善され、よりスナップしやすく、また画面のビューアングルに応じて見やすい位置に移動するようになりました。
TTSD-14206 Modeling

キャストユニットが鉄筋セットを含むとき、選択された部材のナンバリングが失敗することがありました。この問題は修正されました。

TTSD-14589 Modeling プロパティパネルで鉄筋を変更するとその鉄筋位置が不正になる場合に、警告メッセージ出すよう改善されました。
TTSD-14909 Modeling ロシア語などいくつかの言語設定で、グループナンバリングの指定アプリケーションで表の列ヘッダーが問題を起こすケースがありましたが、この問題は修正されました。
TTSD-14950 Modeling オーガナイザーを開くと直接変更は処理を中断してしまっていましたがこれは修正されました。
TTSD-15169 Modeling ボルト孔が重複している(同じ場所に別のボルトオブジェクトとしてボルト孔が複数作成されている)場合に、それを無視して形状だけでナンバリングするか、重複を考慮して別ナンバーとなるようにナンバリングするかの詳細設定が追加されました。XS_BOLT_DUPLICATE_IGNORE.

:
  • FALSE (デフォルト): 重複を考慮して異なるナンバーとなります。
  • TRUE: 重複を考慮せず同じナンバーとなります。
重複かどうかを判断するボルト間の距離は詳細設定 XS_BOLT_DUPLICATE_TOLERANCEで指定します。ボルト孔の大きさは関係ありません。
TTSD-15470 Modeling

閉じた折れ梁はサポートされていないため始点と終点を一致させて閉じた折れ梁を作成しようとしても最後の辺は作成されないよう修正されました。

TTSD-15741 Modeling

Mass Import Toolでアイテムをインポートする場合 デプス位置に従ってインポートするようになりました。

TTSD-15829 Modeling

フィルターでテンプレート属性CC_MAXなどが機能していなかった問題が修正されました。

TTSD-7206 Modeling

英語システムロケールのまま日本環境を使うと設定が正しく機能せず、Tekla Structures が中断する問題がありました。この問題は修正されました。

TTSD-7554 Modeling

マルチユーザーモデルを保存するとき、選択されていたオブジェクトは選択されたまま保存されるようになりました。

TTSD-9883 Modeling

Tekla Structures は現在のビュー回転中心にスナップしなくなりました。

TTSD-14120 Installation 以前はオフラインヘルプが正しく起動せず、ナビゲーションや検索を行うことができませんでしたが、この問題は修正されました。
TTSD-12558 Analysis and design

解析モデルプロパティで、地震加重の加速度データがプロパティとして保存されていなかった問題が修正されました。

TTSD-13662 Analysis and design

以前、解析ソフトウエアとしてRobotを使った場合、Tekla Structuresを保存して再スタートし解析処理を再度実行すると"... 変形の制限値が未指定" というメッセージが表示され解析処理が終了しないという問題がありましたが、この問題は修正されました。

TTSD-14062 Analysis and design

以前、剛結リンク作成が無効になって非常に近い2つの節点が正しく接続されないというケースがありましたが、この問題は修正されました。

TTSD-14171 Analysis and design

解析モデルを含む場合、マルチユーザーモデルとしてそれを開いた場所に保存する場合やマルチユーザーモデルを開くとその解析モデルが失われてしまうという問題が発生するケースがありましたが、この問題は修正されました。

TTSD-14337 Analysis and design

荷重の組み合わせ ダイアログでリストされる荷重グループの最大値は99に拡大されました。以前は50グループでした。

TTSD-14463 Analysis and design

以前は、荷重グループは選択部材と荷重 で定義された解析モデルから正しく削除されていませんでした。これは、以下の2つの状況で発生していました: 

  • Tekla Structuresモデルから荷重グループを削除したとき。
  • 解析モデルにある荷重グループが荷重の組み合わせから参照されているが、そのグループの荷重は解析モデルに含まれていないとき。

この問題は修正されました。

TTSD-14506 Analysis and design

荷重の組み合わせ ダイアログで荷重グループは正しく並び替えがされるよう修正されました。

TTSD-14658 Analysis and design

以前、荷重グループを削除してもビューから荷重が削除されていませんでしたが、この問題は修正されました。

TTSD-15874 Analysis and design 分布荷重をダブルクリックしたとき開いた分布荷重のプロパティ ダイアログボックスのパラメータが取得されていなかった問題が修正されました。
TTSD-4758 Analysis and design 曲げ梁に対して、解析モデルプロパティ ダイアログボックスの解析モデル タブ、かもしくは梁解析のプロパティダイアログボックスの鉄筋属性タブで、曲線部材を使用をセットすることで、曲げ梁は正しくTekla Structural Designerにエクスポートされるようになりました。
TTSD-5591 Analysis and design

線荷重の大きさがモデルで表現できるようになりました。

TTSD-8018 Analysis and design 解析上同じノードにつながる部材が重複している場合、Tekla Structuresは警告メッセージを出すよう改善されます。
TSAC-1262 Tools and components

配列化ツールで作成されたオブジェクトをもう一度配列化ツールで配列化した場合Tekla Structuresが中断してしまうことがありましたが、この問題は修正されました。

TTSD-13384 Tools and components

手すり (S77), 開口部作成 (32)キャッププレート詳細 で、コンポネントを変更した際 Tekla Structures が中断する場合がありましたが、修正されました。

TTSD-9079 Tools and components

アプリケーション & コンポーネント のタイトルが2重になっていましたが、一つが削除されました。

TTSD-9676 Tools and components

DGNオブジェクトとTekla Structuresオブジェクトの干渉チェックが正しく動作するよう修正されました。

TTSD-11672 User interface 直接変更のショートカットキーはデフォルトでCtrl+Dでしたが、Dに変更されました。以前、D は、ドラッグアンドドロップに使われていましたが、ドラッグアンドドロップはショートカットキーをデフォルトで持たなくなりました。
キーボードショートカットはファイル > 設定 > キーボードショートカットで設定できます。
TTSD-13385 User interface

リボンにカスタムコンポーネントコマンドを追加した場合、以前のように シフト + クリック操作でそのカスタムコンポーネントのダイアログが開くように修正されました。

TTSD-13409 User interface The XS_DISPLAY_FILLET_EDGES advanced option does not work in DirectX views. In DirectX views, the fillet edges are never shown. In previous Tekla Structures versions, fillet edges were always shown.
TTSD-14113 User interface プロパティパネルは選択されたオブジェクトタイプの変更後のプロパティを保持します。以前は変更操作後元のプロパティが表示されていました。
TTSD-14114 User interface

プロパティパネルのタイトルに表示するオブジェクト数が改善されました。以前はオブジェクト選択後オブジェクトタイプリストからオブジェクトタイプを指定した後も最初に選択しオブジェクト数が表示されていました。 オブジェクトタイプリストですべて選択を選ぶと全数が表示されます。

Image
property pane title bar.png

TTSD-14338 User interface プロパティパネルは環境フォルダにあるカスタマイズされたテンプレートファイルを優先参照するよう修正されました。
TTSD-14703 User interface 画面の下に配置されている、選択ツールバーやスナップツールバー、などのツールバーのサイズ変更ができるようになりました。
TSAC-1436, TSAC-1353, TSAC-1170, TSAC-1456, TSAC-1475, TSAC-1397, TSAC-1173, TSAC-1306, TSAC-1455, TSAC-1396, TSAC-1538, TSAC-1537, TSAC-1529, TSAC-1571, TSAC-1526, TSAC-1404, TSAC-1453, TSAC-1614, TSAC-1567 Import, export, interoperability (concrete)

ユニテクニックエクスポート (79) では以下の改善が実施されました:

  • カット用型枠は正しい厚さと取付高さでエクスポートされます。

  • サブアセンブリとして追加されている場合、2重壁の外面への埋込み材は正しく外面材に埋め込まれます。もしキャストユニットとして追加されている場合メイン部材として出力されます。

  • 以下の新しいアセンブリエクスポートコード: 0, 41, 42, 43が追加されました。

    • 41 - 43 は埋込材のシンボルのモデルに対する方向を制御します:

      • 41: 埋込材のCOGの位置と軸の始点から終点に向かう向き。

      • 42: 埋込材の始点位置と終点に向かう向き。

      • 43: 埋込材のCOG位置と長辺の軸方向。

    • 0はシンボルを無視します。挿入位置COG設定(1 - 5)によってサブアセンブリの境界ボックスを考慮します。例 PLATE 0 0 4.

  • 鉄筋が長さと径の制限チェックでエラーとなった場合は、ログによってそれを確認することができるようになりました。

  • 鉄筋タイプ 1, 2, 5, 6 は2重壁の壁1と壁2にそれぞれ正しくエクスポートされます。

  • 自由選択可能な曲げ型枠データが正しく行あたり6曲げとしてエクスポートされます。

  • 2階層以上の面材への埋込材への罫書オプションが正しく機能するようになりました。

  • テキスト[テンプレート]#Counter オプションが改善され、1つ以上のテンプレートとそれらの区切り文字を指定できるようになりました。 テキスト[テンプレート]#Counter オプションは 鉄筋データ仕様 タブの記事番号 - 鉄筋記事番号 - 溶接金網 設定にも追加されました。

  • 仕上げ材のユーザー定義情報に ユニテクニック タブ が追加され、スキャンラインを上書きするライン属性を定義することができるようになりました。

  • 埋込み材 タブ:

    • 製品エクスポート設定に新オプション はい、パレットに対して回転しない が追加されました。このオプションによって埋込材のシンボルはパネルの回転に合わせて配置されますが、シンボル自体は回転しません。

    • 埋込み材、断熱材、電気チューブ、開口埋込材、開口切取り部、枠による切取り、開口角シンボルあり、ブレース桁、エクスポートが除外する部材のそれぞれについて名前かクラスで指定することができます。

    • 埋込み名に代わって、テンプレートプロパティ と [TEMPLATE:VALUE] 書式に従う指定によって埋込材の製品シンボルを定義することができるようになりました。

  • SLABDATE ブロックデータ仕様 タブ:

    • SLABDATE ブロックに重量を出力できるようになりました。重量はキャストユニット重量か、もしくは新しい 製品重量 オプションの キャストユニット重量テンプレートを使った重量を使うことができます。

    • 新しい設定である合計厚さを使って、厚さの合計値をエクスポートするという選択をすることができるようになりました。 オプションは:

- キャストユニット厚さ
- コンクリート部材厚
- メイン部材厚
- テンプレート

  • TS configuration タブ:

    • 切取り部のエクスポート設定に新しく2つのオプションが追加されました: 選択を除外 ではクラスか名前で指定した切取りをエクスポート対象から除外します。 選択したもののみ ではクラスか名前で指定した切取りだけをエクスポートに含めます。

  • 鉄筋コンクリート タブ:

    • 曲げ鉄筋(展開)設定で新しいオプション溶接金網 フック付き曲げが追加されました。 端部フック形状はユニテクニック仕様に従ってL、S、U(flection 1, 4, 5) からを指定できます。それ以外の形状は自由形状としてエクスポートされます。

  • 取付部材データ仕様 タブ:

    • 取付部材のタイプでクラスか名前で指定した取付け部材のタイプ定義することができるようになりました。

  • パレット タブ:

    • 主部材の出力ファイル構造で結合, n個のSLABDATE, 1 部材を選択した場合、パレット タブで昇順降順 を指定して出力の順序を変更することができるようになりました。

    • 新しい設定Y オフセット によってパレット上での要素のYオフセット値を指定できるようになりました。

  • ログファイル タブ:

    • UDAにファイル名を書くという設定が新しく追加されました。これによりエクスポートするファイル名をUDAに書き出すことができるようになりました。ファイル名UT_FILE_NAMEは ファイル名全体 (拡張子付きファイル名) か 拡張子のないファイル名 (拡張子のないファイル名) を選択できます。

TSAC-1593 Import, export, interoperability (concrete)

エクスポート エリプラン (68): パラメータタブの新しい設定部材によるフィルター を使うことで、クラスもしくは名前で除外するor含める部材を指定することができるようになりました。

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